第19回にっぽんど真ん中まつり
- 代表 中山正幸
- 2017年9月1日
- 読了時間: 3分

まずはお暑い中、Meetiαを見に来てくださって、大きな手拍子、拍手をしてくださったお客様、並びにMeetiαの演舞を撮影してくださった多くのカメラマンの皆様、本当にありがとうございました。あらためて御礼申し上げます。
さて、今回の通称「どまつり」特にMeetiαのことを中心に書いておこうと思います。
チーム発足以来、Meetiαのメンバーとして7年間、参加して来た(最古参)カメラマンの僕ですが、今年のMeetiαは過去最高の演舞で今年のどまつりに参加できたと思います。
とにかく、踊りのスキルが格段に上がった、声が揃って気持ちが良かった。そして何より踊り子さんが楽しそうで、お客様もそれに付き合ってくださった。少しはお客様に元気や勇気をお伝えすることができたと思います。
何より熱心に練習に励み、ここまで作品を作り上げて来た踊り子さんたちに敬意を表したいと思います。
目標はU40部門3年連続優秀賞でありその上で大賞受賞でしたが、ファイナルに残ることができませんでした。その報に触れた時、僕もそうでしたが、踊り子さんの落胆、悔しさは想像を絶するくらい大きかったと思います。
ただ翌朝、スマホでMeetiαが「音賞」を受賞していたことを知り、僕自身はホッとした以上に嬉しかったのです。
なぜなら音で賞をいただくということ、音でお客様や審査員の注目を集めるということはとっても難しいことです。この数年、名古屋ゲームミュージックストリングスの撮影スタッフや、いろんなライブの撮影等に関わらせていただいた僕には実感として感じるんです。
よさこいは音だけでは伝えられない。ヴィジュアル、演出、そしてベースとなる踊りそのものが高いレベルでないと、印象には残らないと思います。
結果としてMeetiαはもう一つ上のステージに登ってしまったと思います。もう見えてくる世界も変わり目標も変わるんじゃないでしょうか?今や、よさこい上位の実力派チームはエンターティナーとして、プロと言っていいレベルになって来ています。
U40大賞という目標にとどまり続けるのか?次の目標に向かうのかは僕は踊り子さんではないのでわかりません。上を目指した時から今まで以上の辛さに直面します。現実とのギャップに怯える時が多くなります。僕はさらなるMeetiαの進化に期待します。
どまつりの時の演舞なら、海外でも通用するんじゃないでしょうか?
僕は登山というのは昔から嫌いです。なぜなら目的地についたら、達成感もひとしおですが疲れています。でも疲れを癒して幸せ気分になったら、また、疲れる下山をしなければいけないからです。登り始めたら下りたくはないと思います。
仕事でも、趣味でも、自己満足できないことは不幸です。自分のことで恐縮ですが、30歳過ぎてからの自分はすごい自己満足とともにいい仕事ができて来たと思います。いつも会社員としては幸せに仕事をしているなぁと、内心ずっと思って来ました。
ですから趣味と違ってものすごく辛いことがありますが、プロカメラマンとして活動しているんです。
ここにATOBのDancerでありSinger であるYjkenaさんの言葉の抜粋を記して今日のブログを締めくくりたいと思います。
「ライブ中はじぶんのためじゃなく 応援してくれるみんなの為に歌うから。 沢山の見に来てくれた方がいて 私は今日1のスターになって 帰らなきゃいけないって思った。今自分が出せる精一杯のものを全て出すの。それがプロでしょ。」
追記
二日間Meetiαのビデオ回してくれた、りなちゃん、初めて操作する機材で必死に頑張ってくれました。最後に「やっと機材操作に慣れて、楽しめるようになって来たと思ったら、もうおしまいなのね」と言っていたその姿勢、僕は感動とともに、僕の人生においていい先生がまた一人できたと思いました。
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